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【はじめの一歩】11話のネタバレ/本気となった宮田を前に一歩がリングに沈む

こちらの記事でははじめの一歩11話のネタバレを掲載しています。こちらを読めば11話の内容がまるっとわかりますので、11話の内容を知りたい方は是非ご活用ください。

目次

はじめの一歩11話のネタバレ

宮田が「はぁはぁはぁ」「も、もう後がない、落ち着け落ち着けーっ」と息を切らしながら追い詰められていた。

宮田がパンチを出すが躱され、一歩が「アッパーッ」とアッパーを繰り出そうとすると、宮田は「アッパーがくる!!」「ブロック!いや、むかえ撃て!!」とパンチで迎え打とうとする。

そして、宮田のパンチがヒットし一歩がリングに沈む。

会長が「ね、狙われた!!」「まさかアッパーまでカウンターでくるとは」「ロングアッパーを打ち終わった体勢からカウンター封じは使えん!!モロにもらっちまった」「立てるか!?」と考えていると、一歩が転がりながらも気合いで立ち上がる。

そのタイミングで1ラウンドが終了となった。

宮田の父が「くーっ、おしかったわ」「ロングアッパーをカウンターにとる狙いはバッチリだったのに」と言うと、宮田は「その前ダウンした時にもらった右ストレートで足にきていたんだ」「踏ん張りさえきけば今ので完全に終わっていたハズなのに」「三か月前とはまるで別人だ」「もう気を抜くもんか、2Rめからは同じレベルのつもりで戦うぞ!」と歯を食いしばる。

会長が一歩を抱えながら「よ、よく立った、もうダメかと思ったぞ」「ダウンは二度ずつじゃ、互角に戦っとるぞ」と励ますと、一歩はゼーゼー言いながら「す、すごい、やっぱり宮田くんはすごい!!」「最後の最後にあんな奥の手を出してくるなんて」と返す。会長が「よほどきいたか」「勝ちを確信した後に逆転されたんじゃ、精神的なダメージも大きかろう」と一歩の気持ちを推し量るが、一歩は「で、でも当たりました」「ぜ、前回は一発も当たらなかったのに二度もダウンとれるなんて」「さ、三か月間苦しかったけど、今はもううれしくてうれしくて」「できれば何度でも立ち上がってずっと試合していたい」「宮田くんほどの人がボクなんかに奥の手を出すほど本気になってくれてるんです、もったいなくて寝てられないですよ」と前を向く。

付き人が「ダ、ダメージは両者同じくらいですかね」と言うと、藤井は「うむ、だとしたらこの勝負、ボーヤに分が悪いぜ」と返す。付き人が「え!?でも、ダウン二度ずつで宮田は得意のカウンターを二度も封じられたんですよ」「どちらかといえばあのボーヤの方が押してるんじゃ」と言うが、藤井は「ボーヤのフィニッシュブローはさっき放ったロングアッパーとみた」「まともに当たればガードさえ吹き飛ぶし、KOできる威力をもっているだろう」「しかし、宮田はその上をいく奥の手を出しやがった!あのアッパーは二度と打てねえ!!」と分析を語る。付き人が「お互いのサンデーパンチ(得意なパンチ)を封じあったってことスね」「とすると一発勝負には出れない」と理解し、藤井は「手持ちの技の数でキマるってコトよ」と伝えた。

鷹村が「うっしゃセコンドアウトォ、2Rはじめるぜ」と告げ、カァァンとゴングが鳴る。

付き人が「おおっと、いつの間にか応援合戦が始まってら」と言うと、藤井は「ムリもねえ、ノーライセンス同士、しかもかたやボクシング歴三か月のヒヨッこがダウン応酬の熱戦を展開してんだ」「熱気にあてられて、オレまで握り拳つくっちまったぜ」「同じジム同士のマッチメイクはほとんどありえねぇ」「大ゲサだが、もしかしたらオレ達はプロのリングで決して観られない幻の名勝負を目の当たりにしてるのかもしれねえぞ」と興奮していた。

パンチをもらった宮田がクリンチを仕掛ける。

ジム生たちは「あのプライドの高い宮田が」「どうなってんだ、あれじゃ立場が逆だぜ」と目の前の光景を信じられずにいた。

ジム生たちが「またクリンチだあ」「コラあ宮田、逃げるな打ち合えーっ」と野次るとカァァンとゴングが鳴り、2R目も終わりを迎える。

一歩が「お、おかしい、宮田くんは逃げるような人じゃない、どうして」「あっ」と宮田の様子を見て気づき、会長が「気づいたか?このR、宮田はダメージ回復につとめやがった」「肩で呼吸していたクセにもう呼吸を整えおった」「残り2Rくるぞ!!」と伝え、一方の一歩は肩で呼吸をしたままだった。

3R目が始まると一歩が「目つきが変わった、く、くる!!」「また足を使ってよけながらカウンターをとる作戦か?それとも別の」「えーい、考えたってわかるもんか、どっちにしろボクには前進するしか道はないんだ」とインファイトを仕掛けるが、宮田は華麗に躱していく。

そして、「よーし、足は生き返った、いくぜっ!!」とヒットアンドアウェイを仕掛ける。

一歩も応戦するがまったく当たらず、宮田のパンチだけが確実に命中していく。

藤井が「み、みろ宮田を!!」「カウンターをとるため待ちを主体とする作戦から攻撃に転じたぜ!!」と興奮すると、会長は「ヒットアンドアウェイか!!」と察し、藤井が「サッと飛び込んで相手が打ちにきた時にはもういない」「打っては退き相手を疲れさせる」「一発KOに結びつくパンチこそ少ないが、しかし確実にダメージを重ねていくってヤツよ」と開設した。

宮田の父が「よーし、一郎お前のペースだ、それこそがお前のボクシングだ」と拳を握ると、宮田は「そうさ、これがオレの憧れた全盛期のオヤジのスタイルさ」「突進してくる相手を華麗にさばき、そして打つ!!」と着実に一歩にダメージを与えていく。

ジム生たちが「あああっ、ボディばかり連打で」「新入りのボディがいくら強力でも、ああ疲労してる所にぶちこまれちゃ相当きくぜー」と言うと、藤井は「ボーヤは1Rめのダメージをひきずったままだ」「ヒット・アンド・アウェイをあれほど見事に使いこなされちゃあ手も足も出ねぇぜ」と考えていた。

そして、ついに一歩の足が止まってしまう。

ジム生たちが「宮田の作戦勝ちだ、ボディにダメージがたまると足がシビレちまうんだ」「キマッたな、新入りの前進を止めちまえばもう宮田に怖いもんはねえ」と勝負を見ていると、藤井は「ここにきて経験の差が明確に出たか!」と感じていた。

宮田のストレートが一歩の顔面に入る。

一歩が「も、もっともっと立っていたい」「せっかく宮田くんが本気なのに、まだ1R残ってるのに、倒れたくないよー」と考えながらもリングに倒れこんでしまった。

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