こちらの記事でははじめの一歩13話のネタバレを掲載しています。こちらを読めば13話の内容がまるっとわかりますので、13話の内容を知りたい方は是非ご活用ください。
はじめの一歩13話のネタバレ
宮田がダウンし、ジム生たちは「な、なんだ?」「なんで宮田が倒れたんだ?スリップか?」と唖然とする。
鷹村が「ダウン!!ニュートラルコーナーに下がれ!!」と一歩に告げると、ジム生たちは「えーっ!?」「なにーっ?ダウンだってーっ?」「さっきのアッパーが当たってたのかーっ?」と驚き、「カラ振りじゃなかった!!」「あのアッパーが宮田のアゴ先をわずかにかすめていたんじゃ!」会長も唖然としていた。
鷹村がカウントを始めると、宮田が「ふうっ、つまんねぇダウンしちまったぜ」「ロングアッパーは見破られてるとみてモーション無しのアッパーを練習してやがったな」「さすがにあの体勢からアッパーが出てくるとは予想できなかったぜ、ビックリした分逃げ遅れちまったよ」「わかりましたよ、今立ちますから」と立ち上がろうとするが、違和感を感じてしまう。
宮田の父が「どうした一郎、早く立たんか!」と叫び、
宮田が「ま、待って下さいよ、立つから」と立ち上がろうとするが、フラつきスターンと尻からリングに落ちてしまう。
宮田が「待ってくれよ、まだやれるぜ」「まだやれるって言ってんだろォ」「くそおおおおおっ、うおおっ」と立ち上がろうとするが、ついにテンカウントとなってしまった。
そして、鷹村が一歩の勝利を宣言する。
ジム生たちが「やったーっ、新入り!!」「すげぇ試合だったぞーっ!」「宮田相手にKO勝ちなんてとんでもないコトしてくれたぜ!」と湧いていると、会長が「おっといかんいかん、ここで甘い顔しちゃあつけあがっちまうわい!」と考えながら「あのドタン場からよくやりおった、最後まで勝負を投げない精神面はホメてやろう」「じゃが!ワシに言わせりゃ技術面はまだまだじゃ、明日からまたビシバシいくぞ覚悟しとけよ小僧!!」と一歩の肩を叩こうとするが、一歩は力尽きて気絶し空振りとなってしまった。
会長は恥ずかしくなって身を隠してしまう。
その晩、一歩の興奮はいつまでたってもさめなかった。
一歩は朝5時となっても嬉しさで寝ることができなかった。
数日後。藤井が「どうです?決定的瞬間でしょう?」「あの時のアッパーをモータードライブでとらえた中のこの一枚!コレを見てくださいよ!」と鴨川らに写真を見せる。
藤井が「ピンポイントブロー、すなわちアゴの先端をかすめるパンチですな」「グローブのハジがわずか1cmほどですが確かに当たっている」「ココをやられると脳が左右にフラレてまず足に機能障害をきたす、それで意識はしっかりしてても立てなかったというワケですよ」と言うと、会長は「うまくかわしたと思ったが、宮田の超人的な反射神経が逆に皮肉な結果を生んじまったというコトか」と理解していく。八木が「しかし、並のボクサーなら直撃だったろうし、もっと悲惨なコトになってたろうなあ」と言うと、藤井が「そこですよ!!わずか1cmであの破壊力!こいつあ期待感ありますぜ」「記者としてではなく一ボクシングファンとしてあの子には期待してますよ、いいボクサーに育てて下さいよ、じゃ!」と部屋を後にしていった。
八木が「しかし、あの体勢からこれほどのアッパーを出せるとは」と驚いていると、会長は「フン!ワシャ教えとらんぞこんな打ち方!」「なんじゃ?」とぎろりと八木を睨み、八木は「い、いやぁ」と誤魔化しながら「こんなに生き生きした会長を見るのはずいぶん久しぶりですよ」と微笑んでいた。
ジム生たちが「あれーっ、今の宮田のオヤジじゃねえか?」「荷物まとめて出てったぜ、とするとあの噂は本当だな」と話していると、一歩が「な、何ですか、その噂って!」と食いつき、ジム生が「ああ宮田な、このジムやめるらしいぜ」と伝えた。
一歩がジムを飛び出し「み、宮田くんがこのジムをやめるかもしれないって」と鷹村に伝えると、鷹村は「うむ、ありえるな」「てめえごときに負けたとあっちゃ恥ずかしくってオレなら自殺もンだな」「ウッソだよーん、マジになるなって」「試合に負けたくらいでいちいち死んでられっかよ」とからかった。
一歩が宮田の家の前まで来るも「会ったって何を言えばいいんだろう」と躊躇していると、「何の用だ?」と宮田が声をかけてきた。
宮田が「フン!またジュース一緒に飲もうなんて言うんじゃねぇだろうな」と言うと、一歩は「や、やだな、からかわないでよ」「へんな噂きいちゃってさ、宮田くん鴨川ジムやめないよね?」「や、やっぱりボクのせい?ボクなんかが恥をかかせちゃったから?」と聞くと、宮田は「そうさ、てめえのせいだよ」「だがな、恥をかいたとかそんな小せえコトにこだわったワケじゃない」「同じジムからプロデビューしちゃお前と戦えないからな」「今のところ一勝一敗だ、この決着はプロのリングでつけようぜ!」と伝えていった。
宮田が「情けねえツラしてんじゃねえよ」「今度会う時は東日本新人王トーナメントの決勝だぜ!それ以外のとこじゃ待ってねえからな!!」と伝え走って行くと、一歩は「うん」と涙を溜め宮田を見ていた。
一歩がジムに顔を出す。
入門者の札の中から宮田の名前が消えていることに気づくが、一歩はすぐに気持ちを切り替えサンドバックにパンチを繰り出した。
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