こちらの記事でははじめの一歩23話のネタバレを掲載しています。こちらを読めば23話の内容がまるっとわかりますので、23話の内容を知りたい方は是非ご活用ください。
はじめの一歩23話のネタバレ
観客たちが「うわーっ、新人が勝ったあっ！！レフェリーストップかと思ったら土壇場でキメやがった！！」「結局右ジャブ一本で倒しきっちゃったよ、一体何発連続で入ったんだ！？」「いや、連打の最後の方はジャブというよりストレートに近いノリだったぜ」「あんなのくらっちゃたまんねーよ」「なんかとんでもないモン見ちゃった気がするぜ、とても4回戦とは思えないよなっ」とどよめいていた。
八木が「やったな一歩くん！！」とガッツポーズすると、一歩はぜえぜえ息を切らしながら喜ぶ。
三上が呆然とする裕介に「小田！！、よく戦ったぞ」と声をかけていった。
会長が「ホレ！ボケッとしとらんでアイサツしてこんか！！」と一歩の背中を押すと、一歩はオズオズと小田に近寄り挨拶をしていった。
八木が「どう？TKO勝ちの気分は？」と聞くと、一歩は「い、いやあ、まだピンとこないですよ、無我夢中だったし、なんかどさくさに紛れて勝ったみたいだし」と返す。
一歩がリングを降りていくと観客がものすごい歓声を送ってくれた。
鷹村が「初めて青木の恐怖の占いがハズレやがったな」と笑うと、宮田は「けっきょく最後はジャブ一本だけで倒しちまいやがったな、まったく空恐ろしいパワーだぜ」「しかし、紙一重の内容だったな、まだまだあまい」「もっともっと強くなってくれなきゃおもしろくないぜ」と笑いながら会場を後にした。
KOタイム3R2分35秒。後楽園ホールにて幕之内一歩デビュー戦勝利！！
西川ジムのトレーナーが「三上さん、先に控室戻ってハレ止めの氷用意しときますんで」と先に控え室に向かった。
小田が「ありがとうっていいやがったな、アイツ」「ちきしょう、ありゃあオレのセリフだぜ」「今日の試合、最後の最後まで充実してた」「教わったよ、根性出しゃあボクシングがこんなにおもしれえってコト」「今までオレは何をやってたんだ、ちょっとばかしのパンチ力にうぬぼれてボクシングなめてかかって、大バカだぜ」と後悔しながら歩いていった。
小田が「ご覧の通りってヤツよ、無様に」と現れた玲子に言うと、玲子は「負けちゃったね」「でも、無様なんかじゃないわ、今までで一番カッコよかったもの」「またがんばろうよ、裕介のコトこれからもずっと応援したいの」と小田の勇姿に感動していた。小田が「オレだってこんなにボクシング続けたいと思ったコトねえ」「けど遅えんだ、負けたらもう試合組んじゃくれねえって」と肩を落としていると、三上が肩をバンッと叩き「いいか！ヤツはガードが甘い、今日の内容も紙一重よ」「明日からまたみっちり鍛えてやる、次は勝つぞ！！」と声をかけた。小田が「えっ？次！？」と驚くとと、三上は「今度はお前が挑戦者だな」と告げていった。
勝利した一歩がみんなの元に戻ると、会長は一人そそくさと帰っていった。
青木と木村が「なんか冷てえなあ、一歩におめでとうの一言も言ってねえじゃん」「あんなにがんばったのによォ」とぶーぶー文句を言うと、八木が「そんなコトないよ、一歩くんの勝利を一番喜んでいるのは会長なのさ」「その証拠にホラ！」「コレを軍資金にして祝勝会をやれってさ」と告げる。青木が「祝勝会とくれば八木さん行きつけの」ととあるスナックに一歩たちは足を運ぶ。
一歩が「えーっ、いいんですか？ボクサーってお酒とかタブーなんじゃ」と言うと、鷹村が「かてえコト言うんじゃねえよ、こういう時にしか飲めねえんだからよ」とすごみ、八木が「お酒っていってもはじめのビールだけだよ」「とりあえずおめでたい雰囲気だけ味わおうってコトさ」と告げた。
ホステスたちが八木たちを出迎えてくれる。
八木が一歩が初勝利したことをママに伝えると、ホステスたちが一歩に食いつきまくっていった。
一歩デビュー戦の祝勝会が始まる。
木村が「しっかし小田があそこまでやるとはな、あそこで起死回生のジャブが出なかったらあぶなかったぜ」と言うと、青木は「でも、最初の右ジャブはトロくさくて見てらんなかったよ、どうして急にキレのいいジャブの連打が打てたんだ？」と聞く。一歩が「拳の力を抜くのがコツだってことを土壇場で思い出したんですよ、一番最初に鷹村さんに教わってホメられたコトだったのに」と答え、八木は「あの状況の中で最後の最後まであきらめなかったのはきっと一歩くんだけだったかもしれないな」「初めてジムにきた時はかなりひ弱なイメージだったのに、たくましくなった、」としみじみ感じていく。
ホステスが「一歩くんあらためてデビュー戦勝利おめでとう」と言うと、一歩もかちんとグラスを合わせ「こんな雰囲気はじめてだ」「知らなかったなあ、勝つってこんなにステキなコトだったなんて！」とちょびッとビールに口をつける。ホステスたちが「あらあ、このコなんか赤くなってるかわいー♡」「私こういうタイプに弱いのよねえ、一歩くんのファンになっちゃおうかなあ」と一歩をもてはやしていると、鷹村が「フン！かわいいだと？だまされやがって」「あの巨大なモノを一目見れば二度とそんなセリフ言えなくなるぜ」とぶつくさ言い出す。一歩が「ま、また鷹村さんはそういうコトを」「試合の時の応援だって死ぬほどハズかしかったんですからね」と言うと、ホステスが「えー？なあに？何が大きいの？」と食いつき、鷹村が「コレだよコレ」と一歩のブツを披露させた。
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