こちらの記事でははじめの一歩10話のネタバレを掲載しています。こちらを読めば10話の内容がまるっとわかりますので、10話の内容を知りたい方は是非ご活用ください。
はじめの一歩10話のネタバレ
一歩が「あ、当たった」「ボ、ボクのパンチがはじめて当たった」と自分で驚いていた。
会長が「こ、小僧のパンチが宮田の顔面を見事にとらえおった」と震えていると、藤井も「このジムの取材をはじめてから宮田のダウンなんてはじめて見たぜ」と驚いていた。ジム生たちも「う、うおーっ、すげえぞ新入り!!いきなり宮田からダウンとりやがった!!」と歓声をあげる。
鷹村がカウントを続けていると、宮田はハッとして「うおっ、や、やれるよ、やれますよ」と立ち上がる。
宮田の父親が「一郎!ダメージは?」と確認すると、宮田は「なんの、バランスの崩れた所にタイミングよくワンツーをもらっただけさ、きいちゃいないよ」と答える。
そして、試合が続行となる。
会長が「それでいいんじゃ、迷わずいけっ!!」と言うと、一歩は「はい」と突っ込んでいき、宮田は「どうやら甘く見すぎたようだな、三か月前とは別人ってワケか、おかげで目がさめたぜ」と気を入れ直した。
一歩がワンツーを繰り出すが、宮田は「同じパンチ二度もらうほどマヌケじゃねえよ、とっくに目はさめてんぜ」と余裕で躱し、カウンターを浴びせていく。
一歩がダウンし宮田父が「きまったな、まったくひやひやさせやがって」とリングに入ろうとするが、宮田が腕を伸ばし止めた。
鷹村がカウントを数えるが、一歩は起き上がり「やります!!大丈夫です!」とファイトポーズを取る。
会長が「う、うおおっしゃ、三ヶ月の成果が出ちょる!カウンター封じが通用しよった」とガッツポーズをかますと、一歩は「前回は気絶するほどきいたけど、今回は大したコトないぞ」「あの三ヶ月はムダじゃなかった!!」「会長とやってきた対カウンター用の特訓の成果がハッキリと出てるんだ」と手応えを感じていた。
試合が続行されるとジム生たちが「な、なんでアイツ宮田のカウンターくらってあんなに元気なんだ?」「前回はアレで沈没していったのによォ」と驚いていると、藤井も「わからん、宮田にミスはなかった」「確かにキマッたと思ったんだが」と理解できておらず、宮田は「浅かった!!」「タイミングはドンピシャだったのになぜか手応えがしっくりこなかった」「踏み込みが甘かったか?それとも呼び込みが足りなかったか?」「どっちにしろ次のチャンスでしとめてやるぜ!!」と手応えのなさを感じながらも理由を完全には理解できていなかった。
一歩が宮田との距離をサッと縮めパンチを打つと、宮田は「くっ、打たれ強さも以前より上だ、ジャブで動きを止めようとしても構わず前進してきやがる」と嫌がり、一歩は「距離をとられたら宮田くんのアウトボクシングのえじきだ、前進前進!!」と距離を詰め続ける。
そして、一歩のパンチがついに当たり始める。
ジム生たちが「あんな宮田見たことねえよ、一体どうなってやがんだ!?」とざわついていると、青木が「足だ!」「宮田は絶えず足を使って相手との距離をおいて戦うのが本来の姿だ」「しかし、新入りはガンガン前に出て宮田のふところにもぐり込む」「そこへあの手数だ!さすがの宮田もさばききれんというコトよ」「いつも宮田とスパーリングで手合わせしてるオレにはわかるぜ」「宮田に自分のボクシングをさせないキーポイントは前進を続けるあの足だ!!」と説明した。ジム生たちに「そうかー、それができなくていつもお前はやられてたんだな」「理屈がわかるんならやれってんだ」と言われると、青木は「バカヤロォ!!宮田にはカウンターがあるんだぞ、前に出るのがどれほどおっかねぇか知らねぇクセに!!」と反論していった。
藤井が「その通りだ!少しでもダッシュが鈍ろうものなら矢のようなカウンターが飛んでくる、こいつぁ勇気のいる戦法だぜ」と一歩の胆力に驚いていると、一歩は宮田を捉え続けていた。
パンチを出し続ける一歩が「宮田くんがひるんだ!右ストレート!!」と右ストレートを放つが躱され、宮田は「タイミングもドンピシャ!!呼び込みも完璧だ!もらった」とカウンターを繰り出す。
ジム生たちが「うわーっ、それをもらっちゃダメだーっ」と嘆くが、自ら宮田のカウンターに飛び込んだ一歩は耐え、逆に宮田を殴り飛ばした。
またしても宮田がダウンとなると、藤井が「み、見たかオイ!?」「カウンターが当たる直前だ!!自ら前に出て当たりやがった!ヒットポイントをズラしたんだ」「宮田の腕が縮んでいる状態の時当たっているからカウンターの威力は半減される!!」「相当ダッシュ力を鍛えたんだろうが、と、とんでもねえカウンター封じを実行しやがった」「アイツの前進は攻撃だけじゃない!宮田の攻撃を防ぐ防御にもなっているんだ!!」と驚愕していた。
宮田父が「な、なんてことだ、一郎のカウンターをあんな戦法で封じにくるとは」「タイミングで倒されたさっきのダウンとは違う、今度のダウンは相当きいてる、ダメか!?」と考えるが、宮田は立ち上がった。
一歩は「ボ、ボクが勝てる?」「元気な宮田くんにはモーションが大きすぎて当たるハズないと思ってたけど今なら当たる!」「会長にもホメられたボクの最強のパンチ、アッパーだ!!」
と宮田に向かっていった。
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