こちらの記事でははじめの一歩21話のネタバレを掲載しています。こちらを読めば21話の内容がまるっとわかりますので、21話の内容を知りたい方は是非ご活用ください。
はじめの一歩21話のネタバレ
一歩は「ここでドクターストップがかかったらボクのTKO負けだ!!こんな形で試合が終わっちゃうなんて、」と立ち尽くす。
青木が「なんてツイてねえんだ、勝ちは目の前だったのによりによってまぶた切っちまうたぁ」「くそーっ、あそこで汗踏んで足さえ滑らせなきゃよォ」「こんなんで終わっちゃ一歩がかわいそうスよ!ねえ、鷹村さん!」と言うと、鷹村と木村は青木からバッと離れ「お、恐ろしい、またコイツの占いが当たりやがった」とドン引きしていた。
八木が「ドクターも迷ってますね」と言うと、会長が「圧倒的有利な状況だっただけにストップか続行か微妙なとこじゃろう」と語る。
ドクターが判断に悩んでいると一歩の視線に気づく。
観客たちも「おっ、あの新人やる気だぜ」「そうだよな、勝ってたんだもンな、ここで止めちゃかわいそうだよ」「やらせてやれーっ、デビュー戦なんだぞ」「続行続行!!」と歓声を上げる。
ドクターが「うむ、さいわい傷は筋膜に達していなようだしとりあえず再開するか、また傷口が開くようなら即座に中止だ!いいね!?」と伝え、会長が「よォし!!氷袋を用意しとけ!!それと「アビテン」じゃ!!」と叫び試合が続行となった。
木村と青木が「2Rめ終了か、しかしあの出血が止まるのか?」「カッターでスパッと切れたような傷だもンな、ああいう切れ方はやっかいなんだ」と容体を心配し、鷹村は「ここは会長の腕の見せどころだぜ」と言う。
一歩が「会長、この血止まりますか!?」「この日のために一生懸命やってきたのにこんな負け方なんて納得できませんよ」と息を切らしながら聞くと、会長がガンっと一歩の傷口に氷を当て「心配するな、血は止めてやる!!」「これは「アビテン」といってパックリと口を開けた傷口を埋める秘密の粉じゃ、これを傷口に詰めた後アドレナリン軟膏を塗る」「仕上げにコレじゃ!!はあっ」と処置をすると見事に血が泊まっていく。
会長が「ふん!血を止めるのはカットマンの仕事よ」「しかし、傷口を打たせずそれ以上傷を広げぬようにするのはボクサーの仕事じゃ!!」「長丁場になればいつまた傷が口を開けるかわからん、そうなる前に倒すしかない」「小田のダメージも相当なもののハズ!!次の3Rめで勝負じゃ!!」と檄を飛ばした。
三上が「あのダウンからよく立ったぜ、勝負を捨てなきゃ何があるかわからねぇ」「負傷した相手にゃ気の毒だが、これはお前の根性が呼び込んだチャンスだ」と声をかけると、小田は「そうだチャンスだ、しかもラストチャンス!」「立つにゃあ立ったが踏んばりがきかなくなりはじめやがった」「この足も次のラウンド一杯でオシャカだな」「3Rでキメるしかねえ!!なりふり構わず勝ちにいくぜ」と闘志を燃やしていた。
そして、運命の3R目が幕を開ける。
一歩が「ドクターストップ負けなんてやだ!!このラウンドで絶対キメるんだ!!」と間合いを詰めパンチを繰り出す。
小田はガードするが足がガクガクと震えていた。
小田のパンチに一歩が「左目だけは」と反応して躱すと、会長が「左目を狙われとるぞ、右からのパンチに気をつけろ」「離れて戦うな、くっつけえっ」と叫ぶ。
すると、小田がクリンチをかまし左目を叩いていく。
レフェリーが「ブレイク!!離れて!」と二人を止めると、パンチの衝撃で一歩の目から血が滲み出てきていた。
観客が「き、きったねえ、露骨に目を狙いすぎだぜ」と話していると、宮田は「いや、弱点を攻めるのはプロの定石さ」と冷静に見ていた。
一歩がジリっと後退すると、小田が一気に前に出てガンガン攻めてくる。
一歩が「これ以上出血したら間違いなくストップされちゃう、左のガードを下げたら一巻の終わりだ」とブウンとパンチを繰り出すが、小田は「そんな右の大振りに当たってたまるか!!」と簡単に避けた。
宮田は「マズイな、左ジャブを封じられた形になった」「右ストレートはモーションが大きいだけに左のさぐり針を失うと命中率が極端に下がる」「恐らく小田の前進も最後の力をふり絞ってのこと、ジャブさえ打てれば突破口は開けるんだが」と考えていた。
一歩が「だめだ、どんどん血が出てくる、なんとかしなしゃ」「今のショックでさらに傷口が開いた!!もうだめだ、もう止められちゃうよーっ」「そんなのイヤだ!!」とサウスポースタイルにスイッチする。
小田が「左が出せねえから右ジャブにしようってか?あさはかすぎるぜ」「右ストレートを捨てたか!?大砲のねえ強打者なんざ何も怖かねえよ!!」と突っ込んでいくと、一歩は「レフェリーストップは目の前だ」「でも、最後の最後まであきらめるもんか!!」と構えていった。
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