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【はじめの一歩】5話のネタバレ/一歩がアッパーを習得

こちらの記事でははじめの一歩5話のネタバレを掲載しています。こちらを読めば5話の内容がまるっとわかりますので、5話の内容を知りたい方は是非ご活用ください。

目次

はじめの一歩5話のネタバレ

一歩たちは釣りに来ており一歩が「よかったね母さん、喜んでもらえて」と言うと、母は「体育大の教授ご一行は昔からのお得意様だからね」と笑う。

一歩が「もうすぐ港に着きますから荷物持ちますよ」と大量の荷物を抱えると、教授は「相変わらず孝行息子ですな、一歩くんは」と言い、母は「ええ、まあ」と答える。

一歩の顔を見た教授が「ところで、どうしたのあの顔は?」と聞くと、母が「それがねえ、あのコったら何を血迷ったのかボクシングやるって言い出しましてね」「反対したんですけどねえ、とてもあんな荒々しいスポーツにむいてる子じゃないし」といまだに納得はできていない様子で話す。教授が「いやははっ、血は争えませんなっ」「亡くなったオヤジさんも普段は温厚だったけど、ここ一番の時の腕っぷしは相当なものだったじゃないですか」と母の頭をバンバン叩いて笑うと、母親は「そういえば、昨日ムキになって私を説得してた一歩の目、父さんにそっくりだったわ」と思い出していく。

一歩が「着きましたよーっ」と言うと船がぐらつき、教授は「ほう、あの重い荷物をかかえたままこの揺れの中でも平然としていられるのか」「こんなコトを小さい頃からずっと続けてきたとすると」と考え、「ボクシング始めたんだって?一歩くん」「今時感心な親孝行なコだと思ってたけど、キミのその優しい気持ちはボクシングをやる時にきっと報われるぞ」「これからもお母さんを助けていきたまえ」と笑顔で伝えていった。

一歩は鴨川ボクシングジムの前に来ていた。

ボクシングジムの前で「うー緊張するなあ」「あの怖い顔した会長がじきじきにコーチしてくれるって言ってたけど」「初日だもン、気合い入れてアイサツしなきゃ!」と超大声で挨拶をし、鷹村が「バカヤロオ、心臓止まっちまうだろうが!!」と一歩を殴りつける。

会長が「このガキャーっ」と「ボケッとしとらんで地下のリングに来いっ!!さっそく始めるぞ!」と言うと、鷹村もついて来ようとしているのを見て「なんできさままでついてくるんじゃ?」と問う。鷹村が「う、いや、一階はこんでるから、」と答えるが、会長は「いいからサンドバック叩いとれ!!」と告げた。

会長が「まずはコレじゃ」「ナワトビは足腰とリズム感を鍛える基本じゃ!やってみろ!!」と縄跳びを差し出す。

ドタドタと縄跳びを飛ぶ一歩に会長が「なんじゃそれはっ!!もっと早く!!」とブンブン杖を振り回し、「もういいわい、ナワトビはやめじゃ」「ナワトビくらいできるようになっとけよ、宿題だぞっ」と伝え、一歩は「は、はい、絶対やれるようになっておきますから」と約束する。

会長が「グローブつけてリングに上がれ、次はミット打ちじゃ」とリングに上がると、ジム生たちは「おっと、いきなり基礎をスッとばしてミット打ちかあ」「しかし、あのストレートを受けるのはご老体にはちときついんじゃない?」と話していた。

会長が「どうした?遠慮せんで打ってこんか!」と伝えるも、一歩は「へ、平気かなぁ」と躊躇しながらも会長のミットにパンチを放つ。

一歩が「気ン持ちいーっ!!」とパンチの気持ち良さを感じていると、会長は「ふ、鷹村が目をつけただけあって、さすがにいいもの持っとるわい」とと笑い、「ホレ、今度はワンツーじゃ」とミット打ちを続けさせる。

鷹村は「やるぜ会長、あれだけうまい打たせ方ができるトレーナーはざらにいねえ」「いい音が出るようにワタ抜きのミットで受ける、突然選手は気分がいい」「自信もつくしリズムよく打てるってワケよ」「しかも、そこに入れば必ず倒れるという位置にミットがある」「ワンパンチで倒せる打撃角度を自然に体が覚えるんだ」「まさに会長マジック!!オレも入門したての頃はずいぶんアレで自信がついたっけな」と一歩と会長のミット打ちを見ていた。

会長が「いいぞ小僧!このパンチが一発でも当たったら宮田もどうなってたかわからんかったのう」と言うと、一歩は「い、いやあ、当たる前に全部よけられちゃうんだから話になんないスよ」と返すが、会長は「何を弱気なコト言っとる」「ワシが教えれば半年、いや三ヶ月で宮田と互角な勝負ができるようになるわい」と告げる。一歩が「ちょ、ちょっと待って下さいよ」「聞こえちゃいますよ、そんな冗談言ったら宮田くん気分悪くしちゃいますよ」と言うが、会長は「バカ者!!ウソだと思うなら三ヶ月後また勝負してみろ!!勝てるかもしれんぞ」と怒鳴り、宮田が会長睨みを効かせる。

会長が「宮田に追いつき追い抜こうと思わんのか?」と聞くと、一歩は「そ、そりゃできれば、そんなうれしいコトないけど、で、でも」とオドオドすると、会長は「ならば話は早い!まずはコレを覚えろ!!」「アッパーカットじゃ」と伝える。

会長が「あれだけパンチを連打してよけられたのはミスブローだからではない!!正面からの直線的な攻撃しかないからじゃ」「お前には強打を連続して打ち続けられるスタミナがある!」「上下左右の攻撃さえ覚えれば、宮田ほどのテクニシャンでも防ぎようがない」「ディフェンスだけ無効にすればあとは一発の破壊力の勝負、すなわち勝てるということよ」「ナワトビのコトもそうじゃが、お前が不器用なのはわかっておった」「しかし、ワシはお前に器用なコトは望んでおらん!足を使える巧いアウトボクサーになれとも言わん!!」「小さくまとまったボクサーなどなんの魅力もないわっ、テクニックなんぞ力でねじふせろ!!」「お前の拳にはそのパワーがある!どうじゃ?やってみるか?」と一歩のポテンシャルを伝え、一歩は「は、はい!!アッパーですね!!こ、こうですか?」とアッパーの練習を始めた。

鷹村が「ったく、構えがなっとらんぞ、ちゃんと教えねぇかくぞジジイ」と考えていると、会長が「上体を前方にかたむけ両ヒザを縮める」「拳をワキ腹に引きつける!この時必ず拳の関節面が上向きになってること」「構えができたら縮めた足を思いきり上に向かって起こす、その勢いで体ごと手を突き上げるんじゃ!!やってみろ!!」とミットを構えた。

一歩が「ええと、上体をかたむけてヒザを縮める」「手はワキ腹に引きつけて、縮めたヒザを思いきり起こす」「その勢いで体ごと手を、突き上げる!!」とものすごいアッパーを繰り出す。

会長が「こ、こいつは」「も、もう一発こいっ!!」と構えると、一歩は「「ちゃんとミットを見て!今度こそ!」とアッパーを放つも、会長がミットをさっとどかすしまたしても空振りとなる。

一歩が「あっれー?今のは当たったと思ったのにーっ」と転がっていくと、会長は「間違いない!!こいつのアッパーはジョフレだ!!ジョフレのアッパーによく似ている!!」「忘れもしない、1965年バンタム級史上最強の王者が来日した!」「「黄金のバンタム」と呼ばれたエデム・ジョフレだ!」「ゴングが鳴り、ジョフレがふいに出したアッパーの空振りを見てワシは背筋が凍った」「腕、ヒザ、そしてつま先に至るまで美しく、一直線に伸びたフィニッシュは日本人にはマネのできない理想のアッパーの形とその破壊力を証明していたからだ」「それをこの小僧が見せてくれるとは」と驚き、鷹村も「もともと日本人はアッパーが苦手だ!英米人に比べヒザのバネが極端に弱いからな」「一歩のヤロォ、右ストレートの時も驚かされたが下半身の強さは本物だぜ」と評価していた。

会長が「くっくっく、よもやきさまが20年以上も昔のコトを思い出させてくれるとは思わなかったわ!!」「このアッパーを完全に身につけろ!三ヶ月後の宮田との再戦が楽しみじゃっ!!だぁーっはっはっは」と笑うと、鷹村も「かっかっか」と同じように笑うが、会長は「きさま何しとるんじゃ、自分の練習はどうした!?」とグローブを投げつける。

鷹村が「なーるほど」「一歩を鍛えることによって宮田の気合いもあおろうってワケね、やってくれるぜタヌキじじい」と会長の狙いに気づくと、一歩は「空振りなのになんでホメられたのかなぁ」と不思議そうだった。

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