こちらの記事でははじめの一歩6話のネタバレを掲載しています。こちらを読めば6話の内容がまるっとわかりますので、6話の内容を知りたい方は是非ご活用ください。
はじめの一歩6話のネタバレ
「三ヶ月後に宮田くんと再戦かあ、ドキドキしちゃうなあ」と一歩がサンドバッグ打ちに励んでいると、青木という男が宮田に倒されていた。
ジム生たちは「誰だぁ、宮田にパワーがないなんて言ったヤツは?青木はプロの6回戦なんだぞー」「アイツ最強気合い入ってるなあー」と青ざめていた。
会長が「オラオラ、手が止まってるぞ!!」とバンバンと一歩を杖で叩き、「ワシャ出かけるでの、シャドーボクシングでもしておれ!」「ホレ、あっちでやってるじゃろ」と伝え、一歩は「こうかな?こうかな?」「一人でやるのかぁ、心細いなぁ」と感じていた。
ジム生たちに笑われているとことに気づいた一歩が「な、何か違うみたいだな」「そうだ!宮田くんに教えてもらお、同じ歳だしこの機会に仲良くなれたらいいな!!」と宮田に教えを乞いに向かう。
宮田の父に「なんだね?」と睨まれると、一歩は「あ、あのですね、宮田くんにちょっと教わりたいコトがありまして」とドギマギしながら言うが、「ふ、一郎と君じゃ格が違いすぎる」「いきなり一郎が教えてもレベルが違いすぎてのみこめんだろう」「練習のジャマだ、あとにしてくれ」と拒否されてしまう。
一歩はシャドーボクシングをしている生徒たちを観察し「確かに、ただ素振りしてるだけじゃないぞ」「見えない何かに向かって打ってるようでもあるし、よけてるようでもある」「そうか!みんなそれぞれ相手を仮想してやってる」「影って実戦を想定したイメージトレーニングのことか!」「さっそくボクもやってみよう!!相手のイメージは」「う、いきなりものスゴく強い相手を想像しちゃった、でも考えてみれば宮田くんとしか戦ったコトないし」「どんな動きだったっけなあ、顔はすぐ浮かぶんだけどスパーリングの時は無我夢中だったからなあ」「やられてるイメージしか思い出せないっ、こんなんじゃダメだ!!」「きちんと相手の全身をイメージできなきゃ追いかけることもつかまえることもできやしないんだ」と考えながらシャドーに励んでいく。
翌日。リングに上がる宮田を見て一歩は「あっ、宮田くんのスパーリングだ!」「は、速い!!あらためて見るととんでもないスピードだ!」「えっ?あれ?」「今どうやって倒したんだろう?全然見えなかった、」と宮田が一瞬で相手を倒していることに驚く。
ジム生たちが「すご味がでてきたな、宮田は!」「前はウマイって感じだったけど、近頃はインファイトまでこなすもんな」と感心していると、宮田は「ちらちらと観察してるようだがせいぜいがんばるんだな」「たとえキミが少しでも強くなろうが、三ヶ月の間にオレも進歩するんだぜ」「その差は永久に縮まることはないのさ!!」と得意げだった。
一歩が部屋で寝転びながら「だめだ、ボクには宮田くんの動きすら見えやしないよ」「これじゃあせっかく教えてもらったアッパーだって当たらないよ」「宮田くんは小さい時からボクシングやってるんだ、ボクなんかとは天と地の差があって当然なんだ」「三ヶ月後に互角なんてムリだよなァ」とゴロゴロしていた。
母が「一歩―っ、何よコレ?」「アンタの部屋の雑誌捨てようと思ったら汚い葉っぱがはさまってたわよ、捨てていいんでしょう?」と言うが、一歩は「ダメだよ母さん、それはボクの宝物なんだよ」とドタドタと部屋から飛び出す。
一歩は「まったく、いつの間に部屋に入ったんだよォ」「コレはボクシング始めるきっかけになった記念品なんだから」「あの時もくじけそうになったけど、がんばればボクにもできたじゃないか!!」と希望を取り戻していた。
二日後。一歩は縄跳びを飛び、「よくばって全体を見ようとするからダメなんだ、まずは足だけ追ってみよう、よく見るんだ」と宮田の動きを観察する。
すると「す、するどい」「ああやって方向転換してるのか!!」「こうやって前進して、足をクロスさせて、横へ飛ぶ!!」「こんなんじゃないよーっ!!」と宮田の動きを真似しようとするが苦戦し、それを見た鷹村が「ふっ、どうやらオレの助言を必要とする時がきたようだな」とアドバイスを送ろうとするが、会長が「待つんじゃ」「スパーリングの時もそうじゃったが、あやつがブツブツ言い出した時は自分なりに何か考えている証拠じゃ、結果が出るまでそっとしとけ」と伝える。
鷹村が「し、しかしよォ、ヘタクソすぎて見てられねえよ」と言うが、会長は「やかましいわっ、自分の練習しとれ!!」と伝えていった。
その夜、家の前でシャドーの練習をする一歩は「宮田くんの足の動きを思い出すんだ、今日見た通りそのまま」「よし!!」と何かをつかんでいた。
三日後。スパーリングをする宮田をチラッと見た一歩は「今度はパンチも見えてきた」「最初は全く見えなかったのに体の一部を追いかけ始めたらだんだん全身の動きまで分かってきたぞ」「左がこうくる!かわして右ストレート!宮田くんは下に逃げる、そこへアッパー!」と宮田を想像しながらシャドーを行い、それを見る会長は「ほう、なかなかさまになってきおったわい」と感じていた。
一歩が「ガラ空きの顔面にワンツーをブチ込まれた、さすが宮田くんやるな!」とやられるシーンまで再現していると、会長はやれやれといった様子だった。
夜、一歩は空き地で宮田をイメージしながらシャドーボクシングに励む。
一歩はシ「〜っ、イメージだけなのになんて強いんだ宮田くんは」「でも見えてるぞ、ハッキリと影が見える!!」と手応えを感じ始めていた。
二週間後。宮田のスパーリングを見た一歩が「よーし、イメージ通りだ!!」とシャドーボクシングを行うと、会長は「お?おおっ?」「第三者のワシにも一歩と戦っている相手の姿がハッキリと見える」「あやつ、とうとう宮田の影をとらえおった!!」と驚いていた。
良い動きの中に変な動きが混ざり、一歩は「わあーっ、コレは違うんだ」と頭をぽかぽか叩く。
会長は「しかしな一歩、たとえ影をとらえたとしても宮田には一撃必殺の武器がある」「あのパンチを封じ込めんかぎりきさまには勝機はないぞい!!」と考えていた。
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